【新卒採用】学生は採用広報活動開始までにエントリー企業の選択をほぼ終えている

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石井 貴善 採用コンサルティング事業部マーケティングマネージャー

求人倍率1.88倍の19年卒採用は超売り手市場。3月から広報活動開始、6月から選考活動解禁となって3年目ですが、19年卒の6月1日時点の内定率は69.0%(リクルートキャリア発表)と、もはや経団連の「採用選考に関する指針」は絵に描いた餅。

一部の大手企業だけはルールを順守していますが、5月までに面談・キャリア相談会等の名前で選考を実施し、6月1日に最終面接をして内定を出すという企業もある状態です。中小・ベンチャー企業は3月から選考を実施し、内定を出し始めます。早い企業では1月から選考を開始する企業もあります。

一方、学生の動きも早期化が進み、マイナビの調査ではインターンシップ参加率は70%超。広報活動開始までにエントリーしたい企業の選択をほぼ終え、3月に一気にエントリーした後は絞り込みの段階に入っていきます。

既に20年卒向けのインターンシップサイトもオープンしていますが、6月1日時点のリクナビ2020への登録学生数は46万人超え、掲載企業数も1万社超えと、企業・学生共に活動の早期化が進んでいます。

超売り手市場で欲しい人材を採用するためにはどうすればいいでしょう。ルール通り3月から就職サイトに掲載し、6月から選考していては大きく出遅れてしまいます。学生がエントリー企業を絞り込んでいる3月1日(就職サイトオープン)前までに認知してもらうには、インターンシップサイトへの掲載はもはや必須です。

ターゲット学生を明確にし、競合にも勝てる自社のポジショニングを確立することも大切です。早期から活動を行えば、入社までの長期間のフォローが必要ですし、競合他社との奪い合いになるので、自社を選んでもらうための戦略も必要です。

採用活動もマーケティング思考で、3C分析をし、誰にいつ何を伝え、興味関心フェーズから入社の意思決定をしてもらうまでのシナリオ設計をしないと、学生に選ばれる1社にはなれません。

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