人材採用動向レポート

【グローバル分野の中途採用】海外展開の加速、海外事業運営体制の強化で求人増加

日本人材ニュース

ジェイ エイ シー リクルートメント
黒澤 敏浩 フェロー

グローバル分野の中途採用は、1.在日本の外資系企業の採用、2.海外展開を行う日本企業の採用、の2つの分野に分かれています。1~3月の動向および4月の見通しとして、外資系企業では、ヘルスケア、機械・自動車、ファッション、ITなどの業界から新規求人が目立つ傾向にあります。職種は各業界で営業系、技術系(サービスエンジニア、セールスエンジニアなど)などの求人が特に活発になっています。

成約動向としても、これらの職種を中心に、幅広い分野で活躍する人材が成約に至っています。この背景には、米国および日本の好景気を受け、世界的に外資系企業が活発に事業を展開している状況があります。

日本企業の海外展開関連分野(海外駐在、日本国内勤務含む)では、機械・自動車業界、電気・電機業界で新規求人が多数発生しています。職種では、技術系、海外営業系、コンピュータ関連、経理系、法務系、人事系、調達・生産管理などサプライチェーン系で活発に新規求人が発生しています。

そのような中、化学・電気・機械系を中心とする幅広い業界で、営業系を中心とした幅広い職種の人材が成約に至っています。特に、製造業の技術系人材の成約決定が増加傾向にあります。また、各種の企画系の人材や社内SEの動きも活発です。

この背景には、日本国内の好景気と、以前からのトレンドとしてのASEAN方面を含む海外展開の加速、海外事業運営体制の強化、また、苦戦する中国での対策強化があります。

採用を成功させるためのポイントとして、次の3つが重要だと考えられます。

1.スケジュール面で、異業種も含む採用競合となる他社に比べ、早めに採用活動を開始する。

2.戦略面では、当該人材マーケットの相場観を採用の意思決定者が把握し、候補者に求める条件の優先順位の取捨選択が随時速やかに可能である態勢を作る。

3.戦術面の工夫として、実際に人が採用される部署とリクルートメントコンサルタントの直接で緊密な関係を作る。

エナジード
経営者JP

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