【著者が語る】6スキル トップコンサルタントの新時代の思考法

KPMGコンサルティング 佐渡 誠  執行役員 ビジネスイノベーションユニット統轄パートナー

KPMGコンサルティング
佐渡 誠  執行役員 ビジネスイノベーションユニット統轄パートナー

【PROFILE】1996年日系企業入社後、1999年外資系戦略コンサルティング会社に入社。主に製造業を中心とした事業戦略や新規事業構想、営業・マーケティング改革に携わる。2014年KPMGコンサルティング入社後は戦略グループパートナーとして引き続きさまざまな企業の戦略策定からオペレーション変革までを多数リード。近年はデジタルを絡めた新規事業構想や社会課題解決型のビジネスアドバイザリーも手掛ける。湘南ベルマーレとのデジタルイノベーションパートナー事業の統轄責任者として、デジタル×スポーツをテーマにした各種地域改革のコンサルティングサービスもリード。

昨今のコンサル人気の高まりやリスキリングの重要性が叫ばれる中で、改めて「コンサル本」の執筆依頼をいただいたわけですが、その際に真っ先にお伝えしたのは、これからの予測不能で不確実性の高い世の中において、その難局を打開していけるリーダーを生み出すことの一助にするならば「今までのコンサルタントスキル」だけでは絶対に不足であり、「新たなスキル」の実装も伝えなければ意味が無い、ということでした。

故に、本書においては、なぜ「従来のコンサルタントスキルだけではダメなのか」という背景・要因を丁寧にお伝えすることから始めています。

私たちを取り巻く大きな時代・環境の変化、その中で向き合ってきた、あるいは今後向き合っていく「課題」というものの“質的な変化”、そしてその課題を解決する手段として1990年代後半から重宝されてきた「3つの思考法」が何を意味しているのかなど、なるべく高い視座と時代の大局観に立ちながら説明することに工夫を凝らしたつもりです。

是非、「プロローグ」はスキルの中身に飛びつく前に一読いただければ嬉しい限りです。きっと本書執筆の狙いを理解いただけると思います。

その上で、従来の“普遍的なスキル”は押さえつつも、“新時代のスキル”である「イノベーションシンキング(第2章)」や「ビジョニング(第5章)」そして「イントラパーソナルダイバーシティ(第6章)」といった従来のコンサル本では論じていないスキルに是非深く関心を持って読み進めていただければと思います。

「不確実な時代」は時に「正解が無い時代」「何が正解かわからない時代」とも表されます。ロジカルに課題を整理して、先行事例などを参考にしながら解決策を創っていく…、そうしたありきたりの問題解決アプローチだけでは“未来”は創れません。

アートで世の中を眺め、多様な人の知恵とノウハウを結集させ、やり遂げる強い意思を持って実現させていく、そうしたイノベーティブな“新時代”のコンサルタントスキルを持ったリーダーが絶対に必要であり、本書がその一助になることを願っています。

KPMGコンサルティング 佐渡 誠  執行役員 ビジネスイノベーションユニット統轄パートナー

佐渡誠、鈴木拓 著
日本経済新聞出版
1,600円+税

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