アルバイトをしている大学生は7割超、就活を意識した割合は3割超

アルバイトをしている大学生は71.1%で、アルバイト探しの情報源として前年から増えたのは「SNS」であることが、マイナビ(東京・千代田、土屋芳明社長)が実施した「大学生のアルバイト調査(2024年)」で明らかとなった。(文:日本人材ニュース編集部

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アルバイトをしている大学生は71.1%で前年より2.7ポイント増加した。アルバイト探しの情報収集源は、「アルバイト求人アプリ」(48.8%)が最も高く、次いで「アルバイト求人サイト」(48.1%)となった。前年からは、「SNS」(24.3%)が5.5ポイント増と最も増加した。

【アルバイト探しの情報収集源(一部抜粋)】
アルバイト求人アプリ 48.8%
アルバイト求人サイト 48.1%
友人・知人・家族の話 33.5%
SNS          24.3%
企業・企業のホームページ 23.5%
口コミサイト     17.7%

就職活動を意識してアルバイト先を決めた割合は31.5%で、2020年の調査開始以来最高となった。

就職活動を意識してアルバイト先を決めた際に重視したことは、「正しい言葉遣いができるようになる」(50.4%)が最も高く、前年比でも7.2ポイント増と最も増加した。次いで「専門的なスキルを深める又は身に付ける」(20.7%)が6.3ポイント増、「正社員に近い仕事をする」(14.6%)が5.4ポイント増となった。

近況についてマイナビでは「ビジネスマナーに加えて、専門的なスキルの習得を意識してアルバイト選びを行う大学生が増えた様子がうかがえた。新卒採用で職種別採用が広がり、必要なスキルが明確になったことが影響している」とした。

【就職活動を意識してアルバイト先を決めた際の重視項目 上位10】
正しい言葉遣いができるようになる 50.4%
アルバイトを通じて関わる人の数を増やす 36.7%
将来の仕事や職業に役立つような経験をする 34.7%
アルバイトを通じて、相手のニーズを把握し行動できるようになる 32.9%
職場の同僚と上手にコミュニケーションをとることができるようになる 31.9%
数多くのスキルを身に付ける 31.1%
アルバイトを通じて自身と異なる世代の人と関わる 29.9%
どのような仕事が自分に合っているか理解する 29.3%
相手の立場や価値観の多様性を考慮して対応できるようになる 26.4%
上司の指示には即座に対応する 21.7%

調査は、2024年2月15日~19日、18~23歳の大学1年生~4年生(短期大学、専門学校、大学院生は除く)を対象にインターネットで実施し、就業者913件、非就業者381件の有効回答を得た。

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