さまざまな人事施策をスピーディーに実践して組織力を強化するためには、自社に適した支援サービスをうまく活用していく必要がある。そこで、最近発表された人材の採用・定着・育成に役立つ多くのサービスの中から日本人材ニュース編集部がピックアップして紹介する(文:日本人材ニュース編集部)
リーダーシップに関するグローバル調査を開始【マネジメントサービスセンター】
マネジメントサービスセンターは、米DDI社などと協働で、リーダーシップに関する調査「グローバル・リーダーシップ・フォーキャスト2023」を開始し、参加企業を募集している。参加企業には、グローバル/地域/業界/業績上位組織との比較や、自社のリーダーシップ開発の強みと課題を特定できるベンチマークレポートを無料で提供する。前回調査では、50カ国以上の1742組織から、1万5787人のリーダーと2102人の人事担当者が参加した。
戦略人事のノウハウを無料メルマガで配信【経営人事パートナーズ】
経営人事パートナーズは、経営者・人事部向けに無料メルマガ「戦略人事マスターコース」の配信を開始した。同社代表の山極毅氏は日産自動車で開発、企画、人事を経験し、グローバル人事企画部長を務めた。独立後は大手企業から中小企業まで幅広い業種において経営・人事の課題解決を支援し、伴走型のコンサルティングを行っている。その経験で培った戦略人事のノウハウをまとめた実践的事例集を全25回に分けて配信していく。
DX人材の育成支援サービスを開始【マイナビ】
マイナビは、データソリューション事業のALBERTと共同でDX人材を育成するサービスを開始し、大学生や企業へ提供する。座学研修・ワークショップ形式で提供する「DX人材育成コンテンツ」とパソコンやタブレットで学習可能な「DX領域e-learning」で構成され、学生・新入社員から中堅・ベテラン社員までを対象に、DX人材に求められる知識や思考を実践的に学べる。講師用テキストや動画も提供し、研修運営の内製化も支援する。
会社設立10周年でコーポレートロゴを刷新【みらいワークス】
みらいワークスは、会社設立10周年を機に、コーポレートロゴを刷新した。ロゴのシンボルは、ゲート(出入口/扉)をモチーフとしてデザインした。「日本のみらいのために挑戦する人のための扉」「プロフェッショナル人材を解放するための扉」「プロフェッショナル達が集まる場の出入口」「未知なる世界への入り口」といった意味を込めている。
110本を超えるeラーニング講座一覧を公開【インサイトアカデミー】
インサイトアカデミーは、グローバル人材育成特化型eラーニングサービス「INSIGHT ACADEMY」の講座一覧をWebサイトで公開した。同社は海外事業経験のある専門家による実践的な動画講座を提供している。今回公開された「講座一覧」には110本を超える講座があり、グローバル人材育成要件別に細分化されたシリーズの概要や各講座の構成、内容、登壇する講師の経歴などが確認できる。関心のある講座はサンプル動画も視聴可能。
海外経験のあるグローバル人材確保を支援【ディスコ】
ディスコは、日本人留学生など海外経験のある人材を対象としたダイレクトリクルーティングサービス「GlobalCareer.com」を開始する。求人情報を無制限に設定でき、本採用やインターン、早期広報まで幅広く活用できる。利用プランは年間定額と初期費用+成功報酬を用意。同社は「ボストンキャリアフォーラム」などの海外企業説明会も30年にわたり開催しており、グローバル人材との出会いの場をさらに広げていく方針だ。