
RYOMA
阿阪 滉貴 代表取締役
【PROFILE】】新卒でリゾートトラストに入社、富裕層向け不動産事業を展開する大手企業で、入社2年目には同期100名の中で営業成績1位を獲得する。その後、より幅広い業務領域を求め、体育会系学生を専門とする人材ベンチャーの支社立ち上げに参画。その支社で売上の半分を担い、半期で3度のMVPを受賞するなど顕著な成果を上げ、わずか2年で支社を8倍規模へと成長させた。さらなるキャリアの可能性を広げるため、2021年に人材業界で独立してRYOMAを設立し、代表取締役に就任。これまでの経験と実績を活かし、新しい人材サービスのかたちを追求し続けている。
マイナビの調査では、8割以上の企業が第二新卒の採用を予定しています。理由のトップは「新卒人材が充足できない」(53%)、次いで「中途即戦力人材が充足できない」(45%)です。
求人が多い職種はIT、営業、コンサル領域ですが、20代特化の当社データではリユース業界が急成長しており、転職成功者の30%を占める月もありました。初任給引き上げ企業は約9割に達し処遇競争も激化していますが、20代の転職理由1位は「労働時間への不満」か「人間関係」で、過度な給与引き上げには注意が必要です。
転職希望者は年々増加する一方、転職者数は2000年以降約300万人前後で、20年以上ほぼ増えていません。希望者のうち1年後に転職した人はわずか約13%で87%は動けておらず、その理由の20代でのトップは「やりたいことが見つからない」でした。
パーソルキャリアの調査では、20代の転職理由1位が「労働時間への不満」(44%)と、唯一「給与」以外がトップの年代で、30代以上は「給与が低い・昇給が見込めない」が1位です。20代は「ゆるく働きたい」、30代は「給与が上がらない」構図です。
20代を「何をしたいか分からない、働きたくない、転職も怖くて動けない」で過ごし、キャリアが積めないまま30代で評価されないと嘆いている。これが求職者のリアルです。
企業に求められるのは魅力の訴求以上に「不安の分解と解消」です。20代を選考する際は「どんな基準で評価されるか」「どんな人が通過しているか」を具体的に伝えましょう。そして入社後の成長実感の設計をすることが定着につながり、採用して終わりではない本質的な成功につながります。
「働きやすさだけを優先した結果、市場価値も給与も伸びなかった」は求職者、企業ともに不幸せです。その未来を避けるためにも3年後のキャリアパスや習得スキルを明示してください。抽象的な言葉でなく入社後に積める経験の具体情報こそ、条件面だけで勝負をしないという今のトレンドを掴んだ企業の採用成功のポイントです。











