著者が語る

【著者が語る】マナー講師の正体、マナーの本質

ヒロコマナーグループ
マナー西出ひろ子(マナーズ博子) グループ代表

21歳のときに目指したマナー講師。あれから33年。NTTドコモやメルセデス・ベンツなどのお客様から満足度NO.1のタイトル獲得など、営業接客マナーコンサルティングに入り、名だたる300社以上の収益アップに貢献してきました。

さらには、NHK大河ドラマのマナー指導者への抜擢など、2002年に英国から帰国以来、800本以上のメディアに登場するなどの結果と実績を出してきました。

しかし、今、マナー講師は社会の「害悪」とまで言われるようにその信頼は地に落ちてしまいました。

私自身、日本初のテレワークのマナー本を執筆したものの、それが発売前に大炎上し、Yahoo!ニュースのトピックスで紹介されたほどです。そしてマナー講師は「失礼クリエーター」という異名までついてしまいました。

なぜ「失礼クリエーター」と言われるのか。それは「○○は失礼です!」と上から目線で言い切るからです。しかし、本来のマナーは相手を非難や批評をするものではなく、互いの立場に立ち、WIN-WINの関係を築いていくものです。

そんなマナーの本質を企業側が理解したときに、マナー研修の意義や在り方は変わってきます。その結果、人材ではない「人財」も誕生します。人財がいれば、人間関係のストレスもなく、仕事がスムーズに進みます。

本書では、日本におけるマナーに対する概念と、企業が求めてきたマナー研修やマナー講師の在り方、さらには、メディアが求めたマナー講師像など、今まで公に語られてこなかったマナー業界とマナー講師の実状を正直に書きました。

筆者が最も伝えたいことは、リアルでもSNSの世界でも、誹謗中傷やトラブルの起きない世界、社会になってほしいということ。

そして、企業は表面的な型以前に相手の立場に置き換えることのできる心ありきマナーの重要性を知っていただきたいです。

働き方などのスタイルが変わるとき、それを柔軟に受け入れることができるかということもマナーの一つ。マナーは礼儀。礼儀と儀礼は異なります。「儀礼研修」に終止符を打たなければ企業も人材も何も変わりません。

西出ひろ子 著
アドレナライズ、700 円+税

インソース
エナジード

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