対象者
【管理職層】
部下の業務管理や既存案件の遂行には長けているものの、部署としての新たな挑戦を描き切れていない。経営層からは「もっと攻めの提案を」と求められているが、その方法が分からない人
【中堅社員層】
実務経験を積み、与えられた業務は着実にこなせるようになったが、次のステップが見えない。顧客や上司からの期待に応えたいが、インパクトのある提案ができていない人
解決したい課題・悩み
- 顧客からのオーダー基点の「受け身」の進め方に慣れすぎてしまい、積極的に「新しい仕事」を作りにいくことができていない。目の前の仕事に追われ、その遂行で精一杯となり、新たな価値を提供するチャンスを見逃し続けている状況が続いている
- 業務として、顧客の問題解決を求められているが、いかにも総花的、マンネリな提案を続けてしまっている。これまでの経験や前例を組み合わせた無難な提案に終始し、真に顧客の期待を超える革新的なソリューションを生み出せていない
- 上位の経営方針に基づく「部署の戦略」が曖昧あるいは存在しておらず、各部署の取組テーマが明確に決まらない。全社戦略との整合性が不十分なまま、場当たり的なテ―マ設定を続けており、部署の存在価値を最大化できていない
研修内容・特徴
受動的な「受注体質」から、能動的な「提案型」組織への転換を実現する実践的プログラム
4つの課題設定アプローチを通じて、新たな事業機会の創出力を養成する
■深堀型:顧客オーダーの本質を掘り下げる
・表面的なオーダーを鵜呑みにせず、背景にある真の問題を特定
・問題が生じている根本要因を分析し、本質的な課題を設定
・顧客自身が気づいていない潜在的ニーズを発見
■観察型:事業全体を俯瞰して課題を発見
・担当事業を客観的に観察し、現状の問題点を特定
・将来的な脅威につながる要素を分析
・競争力強化に向けた具体的な課題を設定
■解釈型:事業の可能性を拡張して課題を創造
・顧客に提供しうる価値を発展的に解釈
・理想的な「あるべき姿」を定義
・現状とのギャップから、新たな価値創造の課題を設定
■予見型:環境変化から未来の課題を予測
・マクロ環境の変化を多角的に分析
・中長期的な機会と脅威を予測
・先手を打つための戦略的課題を設定
膨大なコンサルティング経験と、HRとマーケティングを融合した独自のフレームワークにより、即実務で活用できるスキルを提供する
プログラム例(1日)
- 課題設定の基礎(10:00-10:40)
- 各用語の定義と基本概念の理解
- 「問題」と「課題」の違いを明確化
- 課題設定までの基本プロセス
- 深堀型課題設定(10:40-12:00)
- 問題の根本要因を探る深掘り手法
- 傍証の収集と分析
- 課題設定の実践演習
- 觀察型課題設定(13:00-13:50)
- 事業を観察する「6つの視点」の活用
- 問題点の特定と課題のフォーカス化
- 優先順位の設定手法
- .解釈型課題設定(13:50-15:20)
- 顧客価値の3レイヤー構造の理解
- 価値提供の可能性を発展的に考察
- 理想とのギャップから課題を設定する演習
- 予見型課題設定(15:20-17:00)
- マクロ環境分析の4つの視点
(顧客動向の分析、競合動向の把握、テクノロジーの影響、社会的要請への対応) - 未来予測に基づく課題設定演習
- マクロ環境分析の4つの視点
- まとめ(17:00-17:30)
- 4つのアプローチの使い分け
- 実務での活用ポイント
課題発見・設定力研修一課題は教えてくれるものではない。自ら設定するものである一の詳細はこちら
問い合わせ

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