人事担当者が評価する注目の研修とは

2023年から人的資本の情報開示が本格化します。企業評価につながる人材の価値が改めて認識され、経営戦略と連動した人材戦略がこれまで以上に求められるようになります。「人材へ投資している企業」と「投資していない企業」が明らかになることは、今後の人材確保にも大きな影響を与えるでしょう。

ジョブ型雇用などの人事制度改革に着手する企業も出てきており、それに伴って人材育成方針や研修内容も見直しが進んでいます。DXをはじめとする事業変革を実現するためには高度なスキルを備えた人材が欠かせず、社員の能力開発施策の拡充は人事の重要テーマです。

社員の能力開発を加速させるために、業務に必要なスキルを明確にしたり、社員の適性や課題を診断するアセスメントを導入する企業も増えています。階層別やテーマ別のプログラムや幅広い学習コンテンツを効率的に管理できるシステムを導入している企業では、一人一人に最適な教育機会が提供されるようになっています。コロナ禍で急速に進んだオンライン研修はすでに多くの企業で定着し、対面・集合型でなければ難しいプログラムも徐々に復活しています。

人的資本経営の取り組みが評価されるようになれば、社員の能力開発に力を入れる企業がさらに増えることが見込まれます。そこで、人材育成・研修計画に役立ててもらうため、人事専門誌「日本人材ニュース」編集部が、人事担当者から評価されている人事コンサルティング各社が提供する注目の研修を紹介します。

  1. 管理職研修(ベリタス・コンサルティング)

  2. 効果的なコミュニケーションと人間関係~デール・カーネギー・コース(デール・カーネギー・トレーニング・東京)

  3. グローバルリーダーとして成功するために必要な能力を診断するオンライン・アセスメント「Manager Ready®」(マネジメントサービスセンター)

  4. 戦略的人事リーダー養成講座(HPOクリエーション)

  5. 管理職向け生産性向上研修〜個人・チーム・役割から実現する(1.5日間)(インソース)

  1. ビジネスリーダーのための自己変革研修(経営人事パートナーズ)

  2. 管理職研修(ベリタス・コンサルティング)

  3. 週1時間×3カ月で実施する「ソフトスキル強化トレーニング」(EdWorks)

  4. 身近な企業のニュースで学ぶ決算書(TAC)

  5. 日本人材ニュース

    事業部長、部長向け「部門戦略策定ワークショップ」(インヴィニオ)