
Apex(エイペックス)
加藤 恭平 マネージャー
当社データでは、製薬を中心とするヘルスケア業界の採用は引き続き活発ですが、採用市場にはいくつかの特徴的な変化が見られます。
①疾患領域・専門領域の多様化
数年前まではOncology領域の採用ニーズが際立っていましたが、現在ではImmunology、Rare Disease、Neurology、Hematology、Gastroenterology、Dermatology、Cardiovascular、Vaccinesなど幅広い疾患領域で採用が進んでいます。
②求められる人材像の変化
臨床開発、薬事、マーケティング、Medical Affairsなどの採用ニーズは引き続き高い一方、PV、PMSについては減少傾向です。また、各社がAI・Digital活用を推進しているため、メディカルや臨床など既存ファンクションの専門性を持ちながらDX・業務変革を実現できる人材にニーズが集中しています。
③キャリアパス・役割定義の変化
外資系企業では、Director職であっても必ずしもピープルマネジメントを担うとは限らず、高度な専門性を活かしてGlobal ProjectをリードするIndividual Contributor型のポジションも増えています。採用時には役職名だけでなく、求める役割や専門性を明確にすることが重要です。
④早期希望退職による人材流動化
早期希望退職により経験豊富な人材が市場に流入しています。一方、早期退職を希望する方は入社タイミングが限定的なため、受け入れ時期の柔軟な調整が重要です。
⑤スピーディーな採用プロセスが競争力に
特に成長フェーズにある企業では、採用プロセスが速く進むケースも多く、意思決定のスピードが採用競争力になります。優秀な候補者ほど複数社から声がかかるため、社内で検討に時間をかけている間に他社からOfferを受けることも珍しくありません。複数面接の並行実施などで選考プロセスを短縮することで、競合とのOffer金額競争を避け優秀な人材を確保できる可能性が高まります。










