組織・人事

従業員300人超のテレワーク企業は「メリットの方が多い」が約8割

帝国データバンクの「企業がテレワークで感じたメリット・デメリットに関するアンケート」によると、テレワークを実施している従業員300人超の企業では約8割が「メリットの方が多い」と回答したことが分かった。

テレワークを実施している企業は31.5%。従業員「300人超」57.6%、「101~300人」48.7%、「51~100人」34.4%、「21~50人」30.0%、「6~20人」25.8%、「5人以下」24.2%となっている。

テレワーク実施企業のうち、「メリットの方が多い」と回答した企業は47.9%、「デメリットの方が多い」と回答した企業は52.1%。

「メリットの方が多い」と回答した企業は、従業員「300人超」で78.9%と高く、従業員が少ない企業では5割程度となっている。

業種別に見ると、「情報サービス(ソフト受託開発やパッケージソフト等)」(81.0%)、「専門サービス(土木建築サービスや経営コンサルタント等)」(62.7%)などはテレワークを実施している企業が多く、「メリットの方が多い」と回答した企業はともに6割程度。

「メリットの方が多い」と回答した企業では「通勤時間や移動時間を有効活用できる」(35.7%)、「新型コロナの感染を防げる」(15.2%)、「ワークライフバランスを実現できる」(13.0%)などを具体的なメリットとして挙げている。

一方、「デメリットの方が多い」と回答した企業では、「社内コミュニケーションが減少する、意思疎通が困難」などコミュニケーションに関する問題が26.6%で最も多く、次いで、「できる業務が限られる」(19.3%)、「進捗や成果が把握しにくい」(14.6%)が続いた。

調査は、2022年2月4日~8日、全国の企業を対象にインターネットで実施し、1837社の有効回答を得た。

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