厚生労働省が発表した2020年12月の有効求人倍率(季節調整値)は1.06倍で、前月と同水準となった。

新規求人倍率(季節調整値)は2.07倍で、前月を0.05ポイント上回った。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.81倍で、前月を0.01ポイント上回った。
有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.1%減、有効求職者(季節調整値)は前月比0.7%減となった。
新規求人(原数値)は前年同月比18.6%減。産業別にみると、建設業(6.5%増)のみで増加した。
減少したのは、宿泊業,飲食サービス業(31.4%減)、生活関連サービス業,娯楽業(30.8%減)、卸売業,小売業(28.3%減)など10産業となった。
都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、就業地別の最高は福井県の1.62倍、最低は沖縄県の0.79倍、受理地別の最高は福井県の1.54倍、最低は沖縄県の0.72倍。