春季賃上げの平均妥結額5854円、8年ぶりに賃上げ率2%を割る

資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の企業343社の春季賃上げ平均妥結額は5854円となったことが、厚生労働省の集計で分かった。現行ベース(交渉前の平均賃金)に対する賃上げ率は1.86%で、前年(2.00%)に比べ0.14ポイント減少している。

 妥結額(定期昇給込みの賃上げ額)などを把握できた、資本金10億円以上かつ従業員1000人以上の労働組合のある企業343社を対象に集計をしたところ、春季賃上げ要求の平均妥結額は5854円で、前年(6286円)に比べ432円減となった。

 産業別にみると、20産業中で妥結額が最も高かったのは、「金融・保険」で6915円。次いで「電気機器」が6816円、「自動車」が6633円で続いた。

【産業別 妥結額 上位10産業】
1位 金融・保険 6915円
2位 電気機器  6816円
3位 自動車   6633円
4位 化学    6569円
5位 建設    6462円
6位 その他製造 6370円
7位 精密機器  6311円
8位 機械    6240円
9位 卸・小売  6147円
10位 繊維    6088円

 現行ベース(交渉前の平均賃金)に対する賃上げ率は1.86%で、前年(2.00%)に比べ0.14ポイント減少した。賃上げ率の推移をみると、2014年から7年連続で2%台が続いていたが、8年ぶりに1%台を記録した。

 賃上げ率を産業別にみると、20産業中で賃上げ率が最も高かったのは、「金融・保険」で2.21%。次いで「その他製造」が2.12%で続いた。

【産業別 賃上げ率 上位10産業】
1位 金融・保険  2.21%
2位 その他製造  2.12%
3位 電気機器   2.09%
4位 卸・小売   2.06%
5位 自動車    2.01%
6位 繊維     1.96%
   機械     1.96%
8位 食料品・たばこ 1.94%
   化学     1.94%
10位 建設     1.92%

 具体的な要求額を把握できた329社の平均要求額は7762円となった。

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