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“書かせるeラーニング”活用で、オンライン研修の効果を上げる【プレセナ・ストラテジック・パートナーズ】 他

“書かせるeラーニング”活用で、オンライン研修の効果を上げる【プレセナ・ストラテジック・パートナーズ】

 集合研修のオンライン化が進む中、教育効果を上げるためには様々な工夫が必要になる。受講者が「動画を見ながら回答ボックスに回答を記入する」という“書かせるeラーニング”「Precena Learning System (PLS)」を提供するプレセナ・ストラテジック・パートナーズは、ビデオ会議ツールを組み合わせた「PLSハイブリッド型・オンライン研修」を本格的に展開している。

 具体的には、1~2日のオンライン研修の中で「まずPLSで1時間程度インプットし、その後ビデオ会議ツールに戻って30分程度議論する」という進め方を何度か繰り返す。講師はPLSの管理画面から受講者の理解度を把握し、間違った箇所などを中心に議論やフィードバックできるため学習効果が高まるという。また、ビデオ会議ツールを長時間使用しないため、社内ネットワーク容量の圧迫や受講生の集中力が続かないといった点も回避できる。

 4月以降、主に新人・若手向けで約30社、150クラスほどの実績があり、6月以降は問題解決やリーダーシップなどを加えて300クラス以上の実施を予定している。

プレセナ・ストラテジック・パートナーズ
受講者は「インプット」「アウトプット」を繰り返す

オンラインで新規事業のアイデア創出から仮説検証をサポート【ビザスク】

 様々な知識や経験を持つ人材と企業をプロジェクトごとにマッチングするサービスが増えている。こうしたサービスで事業を伸ばし、今年3月に東証マザーズ市場に新規上場したビザスクの「ビザスク project」サービスは、新規事業の提案者と事務局に伴走しながら「アイデア」を「事業プラン」まで引き上げるための包括的なサポートが特徴だ。

 ワークショップや勉強会講師・スポットコンサル・新規事業アイデアに対する定期的なメンタリングの際に、テーマに応じて必要な知見を持つアドバイザーを10万人の登録者からマッチングする。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のために対面式の活動が縮小・自粛、テレワークへの移行が進んでいることに対応し、5月からは「ビザスク project」のオンラインパッケージの提供も開始している。新規事業創出の初期フェーズで重要なアイデア創出や仮説検証を同社が支援することによって、コロナ禍でも新規事業開発の推進が継続されることを期待したい。

ビザスク
必要な知見を持つアドバイザーをマッチングする

最大6問のアンケートで、退職の危険がある従業員を検知【アスマーク】

 優秀な従業員の流出は企業競争力の低下につながるため、一人一人の状態を把握して的確なフォロー施策を講じることが必要になる。マーケティングリサーチ会社のアスマークがリリースしたパルスサーベイ「Pulsign(パルサイン)」は、退職の危険がある従業員を素早くアラート検知できるサービスだ。

 パルスサーベイとは従業員満足度を測る際に用いられる調査手法の一つで、 簡易的な調査を短期間に繰り返し実施する。「Pulsign」は企業がどのような状態にあるのかを簡便に測定して明らかにする。同社は19年にわたり従業員満足度調査の設計・分析を手掛け、そのノウハウを活かした4000人の回答データに基づく退職危険度を示すアラート機能を搭載した。

 また、1回当たりの設問数回答数は最大6問で従業員の負担が少ない。集計結果はクラウド上で即座に把握できるため、退職予備軍の早期発見に役立つ。「Pulsign」は、 同社が立ち上げたHRテック事業「従業員総活躍サービス Humap(ヒューマップ)」内の一つで、社員コミュニケーションツールや人事業務を効率化するRPAサービスなども提供している。

アスマーク
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