【外国人の中途採用】海外事業の地域拡大やダイバーシティ推進で求人ニーズが多様化

日本人材ニュース

ヒューマンリソシア
廣江 隆司 人材紹介事業部 事業部長

外国籍人材を含むグローバル分野における人材ニーズの高まりを受け、当社では4年前に「グローバル人材」の専門チームを設置しました。以降、求人数が年3割ペースで増えるなど、採用意欲の高まりを感じています。

特に近年の傾向は、アジア圏中心だったグローバル人材求人市場が、欧州や北南米など世界各国に拡大しています。従来、グローバル人材領域では、アジア圏に海外進出する日本企業が現地に精通する日本人を採用したいというニーズがメインでした。

昨今では、アジア圏以外への海外進出の増加を受け、求人ニーズも多国籍におよんでいます。当社がクライアントから相談いただいた実績を国別にみると、アジア圏を対象とした求人は約6割強の一方、欧州や北南米など他の地域が4割弱まで増えています。

また、求人の背景としては、クライアント自らのグローバル化、ダイバーシティ推進の一環で、外国人材を積極的に採用するケースも増えています。世界マーケットでの事業展開を視野に、求めるスキルや経験を持つ人材を国籍問わず採用したい、新しい視点や思考を取り入れるために外国人材を採用したい、というクライアントの声も多く聞かれます。

少子高齢化の進行や労働力人口が減少する中、外国人材の活用はますます注目されるでしょう。「高度人材」といわれる高度専門職の受け入れ拡大や、出入国管理法改正などの政府の取り組みも手伝い、優秀で高いスキルを持つ「外国人材」の積極活用に舵をとる企業は増えると考えています。

受け入れる企業では、外国人材採用に必要となる在留資格などの専門的知識、手続きのノウハウ、さらには採用後に日本企業で活躍してもらうサポート体制作りが急務です。せっかく採用しても、活躍してもらえる機会がなく早期に退職してしまったという話を聞くケースもあります。

日本語教育や生活の支援、宗教や異なる文化への理解など、入社後一緒に働く社員や上司の教育などを含めた環境整備も、外国人材を活用するカギになるでしょう。

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