調査・統計

7月の転職求人数は前年同月比134.5%、転職希望者数は同101.1% パーソルキャリア調べ

パーソルキャリアがまとめた「doda転職求人倍率レポート」によると、7月の転職求人数は前月比106.1%、前年同月比134.5%、2019年同月比92.4%となった。転職希望者数は前月比91.7%、前年同月比101.1%、2019年同月比106.8%だった。

 転職求人倍率は前月比0.29ポイント増の2.15倍で、前年同月比は0.54ポイント増、2019年同月比は0.33ポイント減(新型コロナウイルス感染拡大前の2019年7月と比較)だった。

 7月の状況についてパーソルキャリアは、「求人数は、前月より増加した。前年同月比では前月に引き続き大幅に増加。コロナ前の2019年同月比で92.4%まで回復している状況」と指摘する。

 その要因については「前月に引き続き、新型コロナウイルスのワクチン接種が行き渡ったあとの景気回復を見据えた採用活動を開始する企業が増えたこと」とみている。

 業種別にみると、求人倍率は前月比では、8業種(「その他」を除く)のすべてで上昇、前年同月比では「金融」、「メディカル」以外の6業種で上昇した。求人数の前月比は8業種(「その他」を除く)のうち「小売・外食」以外のすべてで増加。前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「サービス」(前月比108.8%)、次いで「メディア」と「メディカル」(いずれも同106.8%)。

【業種別 求人数増加率(前月比)】
サービス  108.8%
メディア  106.8%
メディカル 106.8%
メーカー  105.5%
IT・通信  104.5%
商社・流通 103.5%
金融    101.6%
小売・外食 97.7%
その他   106.5%

 職種別では、求人倍率の前月比は11職種のすべてで上昇し、前年同月比では「専門職」以外の10職種で上昇した。求人数の前月比は11職種のすべてで増加した。前月比で求人の増加率が最も大きかったのは、「営業系」(前月比109.1%)、次いで「技術系(電気・機械)」(同107.3%増)。

【職種別 求人数増加率(前月比)】
営業系       109.1%
技術系(電気・機械)107.3%
技術系(建築・土木)107.1%
技術系(化学・食品)106.9%
企画・管理系    106.4%
技術系(メディカル)106.4%
専門職       106.2%
技術系(IT・通信) 104.4%
クリエイティブ系  102.3%
販売・サービス系  101.7%
事務・アシスタント系100.8%

 7月以降の転職市場についてパーソルキャリアでは、「8月は、引き続き首都圏などで緊急事態宣言が発出されているが、上半期に採用予定の求人を充足させようと力を入れる時期であることから例年どおり採用活動がより活発化することが予想される。加えて、IT業界を中心にコロナウイルスの感染拡大以降抑えていた未経験歓迎求人の回復もみられ、求人数は増加する」とした。

 一方、転職希望者数は「中長期的には引き続き増加傾向だが、8月については、コロナの感染拡大前の年間推移と同様に微減する」と見込んでいる。

採用サイト制作サービス 採用アクセル
経営者JP

⼈事部⻑向け専⾨誌

⼈事部⻑向け専⾨誌
TOP