対象者
- 部下に対する育成責任を持つライン管理職
- 期初の部門計画と行動計画をより実践的なものにブラッシュアップしたい管理職
- 部下への評価について自信を持って自らの判断が下せない評価者
- 評価における中心化傾向が強く横並び意識が強い組織の管理職
解決したい課題・悩み
- 目標管理制度の精度を高め、生産性向上と組織力強化、人材育成をともに推進したい
- 評価基準としての目標設定は行っているが、形骸化して半年に1回(または年1回)のイベント化しているため、これを改善しマネジメント力や生産性向上へ実効性あるものに変えていきたい
- 社員がより主体的、自律的に行動できるようにOJTを通じた育成を図りたいが、そのためにも現場の管理職にその役割を再認識させ、行動変革を促したい
- 人事評価制度への理解が低く社員のエンゲージメント向上につながっていないため、目標管理制度の質を高め、社内コミュニケーションの円滑化と評価制度の納得感向上を図りたい
- 横並び意識が強いため、良い意味での競争原理を根付かせて、切磋琢磨する気風を社内に醸成したい
研修内容・特徴
- 人事評価の全体像を知り、「目標による管理」の目的と特性を正しく理解する
- 正しい目標設定の実現に向けた目標管理シートを用いた実践演習(目標項目のバランス、ウエイト、難易度の考え方/ストレッチな目標と到達可能性・期待役割との関係/評価基準として「100%達成」を具体的にイメージするポイント/期中の大幅な環境変化や業績変動への対処法)
- 評価制度の納得度を高めるために、抱きやすい4つの負の感情を理解する(不満・不平・不信・不安感情を取り除くために)
- 着実な目標達成へのアクションプラン策定
- 管理職・評価者に求められる役割とこれからの時代のリーダーシップ
プログラム例(2日)
【1日目】
1.人事評価の基本ー人事体系における人事評価の意義
①評価の目的に応じた評価方法の考え方
②評価と処遇の関係(賞与、昇給、昇格昇進)
③人材育成における評価制度の位置付けと評価者の役割
2.「目標による管理」の人事評価への展開
①目標設定シートの工夫による過不足ない目標タイトルの設定
②評価体系における「目標による管理」の位置付けと役割
③目標管理制度が持つ機能を理解し、自社の展開に活かす
④定量目標と定性目標のそれぞれの特性
3.【演習】納得できる評価結果を導く効果的な目標設定の進め方
①職制上の役割責任に相応しい目標項目の選び方とウエイトのかけ方
②等級別の期待成果に相応しい目標水準の設定
③現状とあるべき姿とのギャップを正しく認識するためのポイント
④期末に「100%達成」基準がぶれないためのイメージづくりの工夫
【2日目】
4.【演習】部下に対する期中の進捗管理と期末評価
①目標達成に向けた実行計画の立て方
②定期的な行動ベースでの進捗確認
③期末の達成度評価の進め方
5.部下育成への取り組み方
①部下育成面で管理職・評価者に期待される役割
②フィードバックとOJTを通じた部下への働きかけ
③期中の社内コミュニケーションの仕組化④「指導」から「支援」へのシフトと主体性の育み方
管理職・評価者研修「目標による管理」を通じた組織マネジメントと自律社員の育成の詳細はこちら
問い合わせ
賃金管理研究所
TEL:03-3953-6761
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