
110万人サイト『しごとナビ』は求職者主導で高効率採用システムに転進します
リス
木村 亮郎 代表取締役社長
【PROFILE】1980年、愛媛でリス設立、社長就任。1993年、本社を東京に移し、拠点拡大・求人求職サイト「しごとナビ」開発運営に注力。人材派遣から総合人材サービスに転進し、社会的使命を意識した経営に取り組む。
非効率な採用プロセスや低いマッチング精度を解決する「新・しごとナビ」が稼働
1980年に創業し、全国6拠点で総合人材サービスを展開しています。110万人の求職者が登録する「しごとナビ」は毎月1000人の新規登録者を獲得しています。
人材業界は長年、企業からの求人オーダーを起点とする「カンパニー・ニーズ主導型」のビジネスモデルを採用してきました。この従来型モデルでは、求職者の意向が後回しになりがちで、非効率な採用プロセスや低いマッチング精度などの課題を抱えていました。
さらに、過剰な広告費用の投下や、複数の求人案件を同時進行せざるを得ないことによる求職者のストレス増大など、業界全体として解決すべき構造的な問題がありました。そうした業界の課題を根本から解決する新たなシステムの開発に着手し、2025年2月17日「新・しごとナビ」を稼働しました。
●しごとナビの統一ロゴ

求職者の意思を最優先し、求人情報との迅速で正確なマッチングを実現
私たちは、新システムを単なるマッチングツールの進化形としてではなく、「企業主導」から「求職者主導」へ転換する、新たなパラダイムシフトを人材業界にもたらすものと確信しています。
長年の経験から得られた「求職者の本質的なニーズへの理解」と「最新のテクノロジー」を融合させた画期的なマッチングの仕組みとして、求職者の意思を最優先した「ヒューマン・オファー」方式を導入しました。
①高精度な自動マッチング:求職者の希望条件で一次絞り込みを行い、該当する求人が多い場合は条件をさらに細分化して最適な求人をリアルタイムで抽出、②シングルオファー方式:求職者が最も希望する1社のみにオファーを出し、採用の確度を向上、③ハイスピードマッチング:専任エージェントによる最短1日での採用実現が特長です。
システムの効果を最大化するため、求人企業には「求人情報の鮮度管理」に責任を持っていただきます。企業による求人票の作成・取下げの責任管理により、常に最新の求人情報を維持し、迅速で正確なマッチングを実現します。
日本の労働市場を活性化させ、すべての人々が自分らしく働ける社会を目指す
新システムは、①求職者の主体的なキャリア選択の促進とストレスフリーな就職活動の実現、②企業の採用コストと工数大幅削減、採用効率向上、③マッチング精度向上による定着率改善と成約率アップ、④労働市場の流動性向上と雇用ミスマッチ解消、⑤地域間雇用格差の是正をもたらします。
革新的なシステムを通じて、月間1000人の新規登録者を3000人、5000人と拡大し、すべての登録者と求人企業との最適なマッチングを実現していく計画です。単なる数値目標ではなく、日本の労働市場を活
性化させ、すべての人々が自分らしく働ける社会を実現するための重要なマイルストーンとなります。
「新・しごとナビ」をプラットフォームとして、全国の同業他社と協業してネットワークを展開し、業界の新たなスタンダードを確立することで、日本の労働市場の発展に貢献していきます。
専門分野
【業種】
全業種、IT・通信、ネットワークインテグレータ、製造、住宅、消費財・サービス、金融、メディカル、コンサルティング
【職種】
全職種、経営・企画、営業・販売、営業(法人)、MR、管理・事務、技術・研究、IT・システム、SE、コンサルタント、クリエイティブ
【対象者】
経営者・役員、事業責任者、マネジャー、中堅、若手、第二新卒、新卒、バイリンガル、外国人、医師、看護師、臨床検査技師、介護士
会社情報
【社名】リス株式会社
【代表者】代表取締役社長 木村亮郎
【設立】1980年
【資本金】5000万円
【従業員数】50人
【住所】東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル25F
【その他拠点】群馬、静岡、名古屋、大阪、岡山
【メディア】しごとナビ https://www.shigotonavi.co.jp/
【TEL】03-5909-4120
【E-mail】lis@lis21.co.jp
【コンサルンタント数】企業・候補者担当 45人
【専門チーム】IT、建設、メディカル
【フィー体系】成功報酬、その他
日本人材ニュース編集部の評価
リスは、自社で開発・運営する求人求職サイト「しごとナビ」が最大の強みで、登録者は全ての業種・職種を対象に110万人を超える。2025年2月に稼働した「新・しごとナビ」は、求人に合う求職者を探すというスタイルを転換し、求職者が自ら希望する求人を主体的に選んでもらうことによって、膨大な求職者と求人の情報を条件に合わせてより早く正確にマッチングすることを目指している。非効率な採用活動を解決する仕組みの活用が広がることを期待したい。