2021年1月5日

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答7)

2021年の人材需要と採用の課題を、企業の人材採用を支援する主要コンサルティング会社の事業責任者を対象にアンケート調査で聞いた。【回答社名:EPIC Partners、A・ヒューマン、ウィンスリー、アンバース、アンテロープ キャリアコンサルティング】

回答(1)企業の人材需要

回答(2)企業の人材採用の課題

回答(3)人材業界の展望、自社の事業・サービス展開

 (28713)

EPIC Partners 松岡明子 取締役

(1)専門領域を持つ人材にとっては良い流れが続くと思うが、ジェネラリストの需要は減少、もしくは現状維持と想定される。

(2)買い手市場により一層進むと思う。多様な人材の中からの見極めが、より難しくなるのではないか。良い人材が埋もれてしまわないかの懸念を感じる。

(3)2021年早々に新規サービスのリリース予定。コンサルタントの採用の強化を検討している。
 (28716)

A・ヒューマン 髙橋英樹 代表取締役社長

(1)新型コロナという外的要因から短期的にはサステナビリティ( 継続)ということになるだろうが、何年後か先には大きな波動のサイクルの中で2021年が変革期であったと振り返ることになるのではないだろうか。石油の時代の終焉、地方銀行の終わりの始まり、働くこと観など…、長期的に進むべき方向性を考える機会の年になりそうである。

(2)変革期に求められる人材は「ゲームチェンジャー」「戦略的思考」「チェンジエージェント」である。ただし、こうした人材はごくわずかである。なぜならば従来日本の企業はそうしたマネジメント教育を施してきていないから。海外でそうした経験をしたビジネスパーソンがターゲットになるだろう。

(3)人材業界はプライヤーの数が過剰な状態が数年続いていたが、2009年のリーマンショック後にみられた淘汰の局面に入るだろう。当社は昨年グループ会社のOptia Partnersと合併した。これにより、外資企業、バイリンガル人材、グローバル人材をカバーするようになった。
 (28719)

ウィンスリー 黒瀬雄一郎 代表取締役

(1)DX推進に伴う業務効率化が率先され、スペシャリスト以外の人員の需要はかなり減少していく。一方、DX系人材は枯渇しており、この分野はかなりの人材需要が出てくる。

(2)余剰人員のリストラと、優秀な人材の積極採用という痛みの伴う人員改革が行われる。DXなど貴重な人材採用は従来にまして難易度が上がっており大きな課題となっていく。

(3)専門的な知見を持っているブティック型人材紹介会社が伸長する。また働き方の変化に伴い、正社員だけではなく業務委託の仲介など紹介のバリエーションが増え、当社専門領域であるデジタル人材はその動きは顕著となっており、業務委託仲介サービスのローンチを予定している。
 (28722)

アンバース 宇都宮聖士 代表取締役

(1)コンサルティング業界を専門に取り扱っていると、経済が上向いているときは上向いているなりの採用ニーズが、下向いているときは下向いているなりの採用ニーズがある。これはコンサルティング業界がなにがしかの社会課題の解決を行っている側面があるからで、その意味においては2021年の人材需要は変わらず一定以上あると思う。

(2)社会課題が複雑化しているなか、コンサルティング業界に求められる人材は、自分なりの解をしっかりと持っている、かつ、それを論理的に説明できる人材だと思う。一方で、様々な情報が世の中にあふれている現在は、目の前の情報をそのまま鵜呑みにするような方が増えてきている印象がある。
 ステレオ方式にインプットした情報を吐き出すのではなく、頭の中で整理をしたうえで、自分の言葉として表現する。このような人材の確保についてはどこの企業も課題感を持っていると感じる。

(3)少数精鋭で事業を行っているので、既存のお付き合いのある顧客に満足いただける品質の人材のみを提案できるよう、慢心せず粛々と事業運営する。いたずらに規模の拡大を志向せず、地に足のついた支援を心がける。
 (28725)

アンテロープ キャリアコンサルティング 山本恵亮 取締役

(1)DX化推進に必要な人材をはじめ、専門性の高い人材および募集職種に関する実務経験がある若手~中堅の人材に対するニーズは堅調に推移すると思われる。一方で、専門性やスキルが乏しい人材に対する募集ニーズは低調となると懸念される。

(2)オンラインでの面接が増加していることによって、候補者は気軽に多くの企業へ同時に応募する傾向が増している。よって、採用の見込みのある人材に対しては、面接を通じて自社に興味を持ってもらえるよう働きかけることや積極的に自社についての情報開示・提供して志望度を高めていくことが求められる。

(3)当社は投資ファンド(PE、VC等)をはじめ、経営コンサルティングファームや投資銀行、金融機関のフロント職を中心に取り組みつつも、併せてスタートアップなどの事業会社へのプロフェッショナル人材の紹介にも力を入れていく。

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答1)

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答1)
回答社名:ワークス・ジャパン、ロバート・ウォルターズ・ジャパン、リネアコンサルティング、レックスアドバイザーズ、リス

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答2)

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答2)
回答社名:Results、リクルートキャリア、Youth Planet、みらいワークス、プロフェッショナルネットワーク

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答3)

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回答社名:プライマリー・アシスト、フジキャリアデザイン、ヒューマンリソシア、ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス、パーソルキャリア

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答4)

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回答社名:パソナ、テクノブレーン、セールスキャリアエージェント、ジェイ エイ シー リクルートメント、島本パートナーズ

主要人材コンサルティング会社アンケート「2021年 企業の人材需要と採用の課題」(各社回答5)

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回答社名:KMF PARTNERS、コンコード エグゼクティブグループ、経営者JP、キャリア・デベロプメント・ アソシエイツ、キャリアエピソード

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回答社名:エンワールド・ジャパン、キーンバウム ジャパン/K.J.コンサルタンツ、エリメントHRC、クレドス、MS-Japan
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